FAQ

3.キューに関する疑問

5つのキューを上げるのが難しい場合、提案リストを用いて良いですか?

 はい。提案の必要がある場合は、既に回答者が挙げたものを除き、提案リストを用いてかまいません。

回答者が上げたキューが適用できるかどうか不安ですが…。

 具体的なもの、人ではなく、大切な領域・大切な事柄であることが重要ですので、そのように促すと良いでしょう。

キューの重みが全て同じと答えられたら、どうすれば良いですか?

 カラーディスクを動かせない場合は動かしてみてください。20%づつになっていたら、キューの重みはすべて同じということです。
 カラーディスクはパイチャートのVASなので、あくまでも視覚的に評価してもらうことが重要です。

キューが「妻」など特定の人でも良いのですか?

一般に、SEIQoLのキューとしては人そのもの、ものそのものは望ましくないとされます。
「うまくいっているか・満足しているか」の評価がうまくできないからです。しかし、キューが人、ものの名称であっても生活領域としての定義がなされていて、患者さんがVASで評価できる場合は大丈夫です。
 なお、別離したり、死別された場合や喪失された機能、ものであっても、その人の心に占めていて生活の質に影響をあたえていればそれはその方の重要な生活領域といえます。

「歩きたい」というキューは適切ですか?もう少し置き換えとして誘導した方が良いですか?

「歩きたい」ということばの意味から、生活領域を聴き取り、患者さんに定義してもらいます。
 その上で、その領域を「歩きたい」というキューとして命名することは問題ありません。

【後援】
H24〜25年度 厚生労働省 難治性疾患等克服研究事業「患者および患者支援団体等による研究支援体制の構築に関わる研究」(研究代表者 橋本操、研究分担者 中島孝) 
H24〜26年度  厚生労働省 難治性疾患等実用化研究事業「希少性難治性疾患-神経・筋難病疾患の進行抑制治療効果を得るための新たな医療機器、生体電位等で随意コントロールされた下肢装着型補助ロボット(HAL-HN01)に関する医師主導治験の実施研究」(研究代表者 中島孝)
H27年度〜 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患実用化研究事業「希少難治性脳・脊髄疾患の歩行障害に対する生体電位駆動型下肢装着型補助ロボット(HAL-HN01)を用いた新たな治療実用化のための多施設共同医師主導治験の実施研究」(研究開発代表者 中島孝)

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