セミナー

**** ご協力、ありがとうございました。****

2022年5月に開催しましたSEIQoL-Webは、ご参加者18名、ファシリテーター4名、その他ゲスト含むスタッフ7名により盛況に開催することができ、皆様のご協力に感謝申し上げます。
当日は面接法をZOOMのブレイクアウトルーム使ってweb上で実施可能となり、試行錯誤を経て、スタッフ一同手応えを感じることができました。
2023年1月に予定しておりましたセミナーにつきましては、新型コロナウイルス感染症の第8波の影響のため、延期となりました。
Webでの開催も視野に入れて検討しておりますが、まだ日程は確定しておりません。
詳細については本ホームページでお知らせしますのでお待ちください。

【患者主体のQOL評価法「SEIQoL-DW」を学び、活かす実習セミナー On-line】
(The Schedule for the evaluating of the individual Quality of Life-direct weighting: SEIQoL-DW)

患者の主観的評価に基づく医療
QOL 評価の新しい実践

オンライン試行版

医療の目的は患者のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上です。QOLの測定法は数々ありますが、客観的な視点で一元化する方法を、緩和ケアや難病ケア領域など治癒を目標とできない領域に適用すると、時として「死」よりも低い評価値がでて、ケアの視点を失うだけでなく、医療の配分の視点で切り捨てられる危険をはらんでいます。患者の主観的QOL評価法としての「SEIQoL」は、アイルランドで開発されましたが、代表的な患者の報告するアウトカム(PRO: Patient reported outcome)とされ、臨床研究に多く使われています。人は状況の変化に応じて生活の中で大切に考える事柄やその優先順位を変化させ評価を変えています。それをとらえることで、真の緩和ケアの実践を可能にします。

コロナ禍ゆえ、中断していたセミナーを、オンラインの形で、実施することになりました。今回は、試行的な取り組みとなります。下記の要領により、ともにセミナーを創り上げてくださる方のご参加をお待ちしています。

[ セミナーのお知らせ: PDFダウンロード(370KB) ]

日時 2022年5月8日(日)13:30~16:00
場所 Web会議システムZoom (参加URLは、お申込者にメールでお伝えします)
オーガナイザー 中島 孝(国立病院機構新潟病院 院長)
井手口 直子(帝京平成大学 薬学部)
中山 優季(東京都医学総合研究所 難病ケア看護ユニット)
対象 難病ケア、緩和ケアに関心がある医療職・介護職ほか関係者
定員 先着20名
試行版のため人数を限定します。
今後、ファシリテーターに関心のある方のご参加をお待ちしております
参加費 無料
申込み方法 定員に達したため、お申込みの受付は終了しました
申込み期限 2022年4月28日(木)(定員に達し次第受付終了します)

* ご参加にあたって
本セミナーは、これまでの対面セミナーをオンラインで実施することを目指した試行版となります。趣旨のご理解・ご協力をお願い申し上げます。また、zoomのブレイクアウトルームを用いた実践演習を行いますので、以下の準備をお願いします。

  1. カメラ・マイク機能がついているパソコンでの参加を推奨いたします
  2. タブレットでも参加は可能ですが、複数アプリが立ち上げられるようにしてください
  3. Zoomの基本的操作(マイクオン・オフ、画面オン・オフ、画面共有)ができるようにしてください

プログラム

  1. 症例提示
  2. 講義:現代における喪失のケアー緩和ケア・難病ケアにおけるQOL
  3. 実践演習:SEIQoLにおける面接の基本
    ロールプレイ法によるCue抽出(ステップ1)・レベルの決定(ステップ2)・Weightの推定(ステップ3)
    SEIQoLのデータ入力と解析・評価
  4. 当事者からのメッセージ
  5. 総合討論

問い合わせ先: SEIQoLユーザー会(国立病院機構新潟病院 臨床研究部内)
メールアドレス:225-kenkyuu@mail.hosp.go.jp

【後援】
H24〜25年度 厚生労働省 難治性疾患等克服研究事業「患者および患者支援団体等による研究支援体制の構築に関わる研究」(研究代表者 橋本操、研究分担者 中島孝) 
H24〜26年度  厚生労働省 難治性疾患等実用化研究事業「希少性難治性疾患-神経・筋難病疾患の進行抑制治療効果を得るための新たな医療機器、生体電位等で随意コントロールされた下肢装着型補助ロボット(HAL-HN01)に関する医師主導治験の実施研究」(研究代表者 中島孝)
H27年度〜 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患実用化研究事業「希少難治性脳・脊髄疾患の歩行障害に対する生体電位駆動型下肢装着型補助ロボット(HAL-HN01)を用いた新たな治療実用化のための多施設共同医師主導治験の実施研究」(研究開発代表者 中島孝)

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