セミナー
※※※本セミナーは定員に達しました。※※※
【患者主体 のQOL評価法「SEIQoL-DW」を学び、活かす実習セミナー On-line】
(The Schedule for the evaluating of the individual Quality of Life-direct weighting: SEIQoL-DW)
患者の主観的評価に基づく医療
QOL 評価の新しい実践
医療の目的は患者の QOL(Quality of Life:生活の質)の向上です。QOL の測定法は数々ありますが、客観的な視点で一元化する方法を、緩和ケアや難病ケア領域など治癒を目標とできない領域に適用すると、時として「死」よりも低い評価値がでて、ケアの視点を失うだけでなく、医療の配分の視点で切り捨てられる危険をはらんでいます。患者の主観的 QOL 評価法としての「SEIQoL」は、アイルランドで開発されましたが、代表的な患者の報告するアウトカム(PRO: Patient reported outcome)とされ、臨床研究に多く使われています。人は状況の変化に応じて生活の中で大切に考える事柄やその優先順位を変化させ評価を変えています。それをとらえることで、真の緩和ケアの実践を可能にします。
コロナ禍ゆえ、中断していたセミナーを、オンラインの形で、実施することになりました。今回は、試行的な取り組みとなります。下記の要領により、ともにセミナーを創り上げてくださる方のご参加をお待ちしています。
[ セミナーのお知らせ: PDFダウンロード(392KB) ]
プログラム
- 症例提示
- 現代における喪失のケアー緩和ケア・難病ケアにおけるQOL
- 実践演習
SEIQoLにおける面接の基本
ステップ 1|ロールプレイ法によるCue抽出
ステップ 2|レベルの決定
ステップ 3|Weightの推定
SEIQoLのデータ入力と解析・評価 - 総合討論
日時 | 2024年3月9日(土)13:30~16:00 |
場所 | オンライン開催 Zoom (参加URLは、お申込者にメールでお伝えします) |
オーガナイザー | 中島 孝(国立病院機構新潟病院 院長) |
井手口 直子(帝京平成大学 薬学部) | |
中山 優季(東京都医学総合研究所 難病ケア看護ユニット) | |
対象 | 難病ケア、緩和ケアに関心がある医療職・介護職、ほか関係者 |
定員 | 20名(web版のため人数を限定します。今後、ファシリテーターに関心のある方のご参加をお待ちしております) |
参加費 | 無料 |
申込み方法 | 以下URLよりお申込みください。 https://forms.gle/zAYXW9GLo34m2e9o8 |
申込み期限 | 2024年2月29日(木)(定員に達し次第受付終了します) |
ご参加にあたって
本セミナーは、これまでの対面セミナーをオンラインで実施するものとなります。趣旨のご理解・ご協力をお願い申し上げます。また、zoom のブレイクアウトルームを用いた実践演習を行いますので、以下の準備をお願いします。
- カメラ・マイク機能がついているパソコンでの参加を推奨いたします
- タブレットでも参加は可能ですが、複数アプリが立ち上げられるようにしてください
- Zoom の基本的操作(マイクオン・オフ、画面オン・オフ、画面共有)ができるようにしてください
- 当日内容が変更になる可能性もございます。悪しからずご了承ください
問い合わせ先: SEIQoLユーザー会(国立病院機構新潟病院 臨床研究部内)
メールアドレス:225-kenkyuu@mail.hosp.go.jp