セミナー

【患者主体 のQOL評価法「SEIQoL-DW」を学び、活かす実習セミナー】
(The Schedule for the evaluating of the individual Quality of Life-direct weighting: SEIQoL-DW)

患者の主観的評価に基づく医療
QOL 評価の新しい実践

医療の目的は患者の QOL(Quality of Life:生活の質)の向上です。
QOL の測定法は数々ありますが、客観的な視点で一元化する方法を、緩和ケアや難病ケア領域など治癒を目標とできない領域に適用すると、時として「死」よりも低い評価値がでて、ケアの視点を失うだけでなく、医療の配分の視点で切り捨てられる危険をはらんでいます。患者の主観的 QOL 評価法としての「SEIQoL」は、アイルランドで開発されましたが、代表的な患者の報告するアウトカム(PRO: Patient reported outcome)とされ、臨床研究に多く使われています。
人は状況の変化に応じて生活の中で大切に考える事柄やその優先順位を変化させ評価を変えています。それをとらえることで、真の緩和ケアの実践を可能にします。
この「SEIQおL]を最新システム(ご自身のタブレットあるいはスマートフォンを使用します)で体験するセミナーを開催します。
皆様のご参加をお待ちしています。

[ セミナーのお知らせ: PDFダウンロード(1,012KB) ]

プログラム

  1. 症例提示
  2. 現代における喪失のケアー緩和ケア・難病ケアにおけるQOL
  3. 実践演習
    SEIQoLにおける面接の基本
    ステップ 1|ロールプレイ法によるCue抽出
    ステップ 2|レベルの決定
    ステップ 3|Weightの推定
    SEIQoLのデータ入力と解析・評価
  4. 総合討論
日時 2024年11月23日(土)12:30~16:30
場所 公財)東京都医学総合研究所 講堂
東京都世田谷区上北沢2-1-6
オーガナイザー 中島 孝(国立病院機構新潟病院 院長)
井手口 直子(帝京平成大学 薬学部)
中山 優季(東京都医学総合研究所 難病ケア看護ユニット)
対象 難病ケア、緩和ケアに関心がある医療職・介護職、ほか関係者
定員 先着 30名
参加費 無料
申込み方法 以下URLよりお申込みください。
https://forms.gle/m6rcntKFRnKnmZhr7
申込み期限 2024年11月8日(金)(定員に達し次第、受付終了します)

問い合わせ先: SEIQoLユーザー会(国立病院機構新潟病院 臨床研究部内)
メールアドレス:225-kenkyuu@mail.hosp.go.jp

【後援】
H24〜25年度 厚生労働省 難治性疾患等克服研究事業「患者および患者支援団体等による研究支援体制の構築に関わる研究」(研究代表者 橋本操、研究分担者 中島孝) 
H24〜26年度  厚生労働省 難治性疾患等実用化研究事業「希少性難治性疾患-神経・筋難病疾患の進行抑制治療効果を得るための新たな医療機器、生体電位等で随意コントロールされた下肢装着型補助ロボット(HAL-HN01)に関する医師主導治験の実施研究」(研究代表者 中島孝)
H27年度〜 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患実用化研究事業「希少難治性脳・脊髄疾患の歩行障害に対する生体電位駆動型下肢装着型補助ロボット(HAL-HN01)を用いた新たな治療実用化のための多施設共同医師主導治験の実施研究」(研究開発代表者 中島孝)

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